日本プロバスケットボールリーグ社長の中野秀光氏(58)がこのほど、愛媛県松山市で講演し、2015~16シーズンで終了したTKbjリーグでの活動を振り返り、9月にナショナルリーグ(NBL)と統合して発足する「Bリーグ」への意欲を語った。
 bjリーグ新潟の代表取締役を務めていた中野氏は、新潟県内で選手が学校訪問を繰り返すなど、地道な活動を通じてファンを獲得し会場を満員にした経験などを紹介。試合会場で地元店舗の飲食ブースを隣接させたり、スポーツと医療や健康をテーマとしたカフェを開設したりして地域活性化に貢献した事例なども報告した。
 今秋開幕するBリーグでは「スタジアム整備にもチャレンジしたい」と専用アリーナ整備に意欲を示し、金沢市の駅付近や松山市内を候補に挙げた。